この手を伸ばして。

3次元の世界にいながら届きそうで届くことのない2次元にも思える5人組に対する、まあ、だいたい自己満足です。

3時間目:相葉先生「体幹」

 
大野先生の前振りでスクリーンが緑になり、相葉先生の写真が映る。
 
相葉:3時間目は僕の授業です。助手は重岡くんと中間くんです。
重岡中間:よろしくお願いします。
 
相葉:さて!僕の授業は、
(モニターに大きく「体幹」の二文字が現れる。)
相葉:ていかん!
重岡中間:たいかん です!!!!!
相葉:えっ、俺なんて言いました……?
重岡中間:ていかん。
相葉:……!?たいかん!!!!たいかんです!!!!!
二宮:ハマちゃんが仲間を見つけた目をしてる(笑)。
濵田:(キラキラした目)お兄ちゃん……!
相葉:うわあ………………(頭を抱えてただただ落ち込む)。
松本:絶好調ですね!!!
相葉:僕これ(この授業)6回目です!!!
重岡:可愛さはありましたよ!!(必死のフォロー)
相葉:うわあ……。
 
相葉体幹がある人っていうのは運動神経が良かったりするんだけど。さて、ではね!誰が一番の体幹の持ち主かチェックしたいと思います!ということで!嵐のみなさんとジャニーズWESTのみなさんに戦ってもらいます!題して「体幹チェック雑巾がけレース」!!!対戦相手は雑巾がけの速さを競うレース「Z-1グランプリ」の小学生の部チャンピオン、「波っ子ランナーズ」のみなさんです!
(波っ子ランナーズの4人が登場。男の子2人、女の子2人の4人。)
(「Z-1グランプリ」の説明と、波っ子ランナーズの4人の紹介が入ります。)
 
相葉:そこにある廊下でね、リレー形式で小学生と戦います。これまで5回やってきて4回負けてるからね?ジャニーズのお兄さんがんばろう。これ最後だし、お兄さんたちに勝ってもらいたい!じゃあ、選手発表しますよ~!
相葉:1番、桐山!親方がんばって!
桐山:親方ちがいます!
相葉:2番、ハマちゃん!
濵田:がんばります、お兄ちゃん!
相葉:やめろ!!
相葉:3番、まつじゅん!
二宮:Jがいく!?Jが3番って!!!
相葉:勝ちにいこ!
松本:がんばるね、おにいちゃん♡
相葉:4番、お兄ちゃん!(いっそ吹っ切れた様子)
櫻井二宮:おぉー!!!
 
(走者の4人がそれぞれ、小学生の後ろについて意気込みを訊いていました。)
相葉:意気込みはどうですか、桐山くん。
桐山:動けるぽっちゃりとして認められるよう、頑張ります!
二宮:ぶつかり稽古の成果を?
桐山:ちょっ!!……成果を見せますよ!!(やけくそ)
二宮:ふはっ。
桐山:相葉くん、勝ちましょうね?
相葉:勝ちますよ!最後だから!!
 
(リレーといっても廊下の雑巾がけをする設定なので、コースは直線です。50mくらいの直線の廊下がL字に交差していて、スタートラインからゴールラインまで雑巾がけ(乾拭き)します。
ゴールラインに雑巾が付いたら次の走者が雑巾がけします。3塁側からスタートして、3塁側からホームベース→ホームベースから1塁側→1塁側からホームベース→ホームベースから3塁側の方向でリレー。
 
1走者は互角で良い戦いをします。
2走者は小学生が転んでしまうハプニングもあり、濵田くんは小学生とかなり距離を離して松本くんにバトンタッチ。
3走者め、松本くんはとても有利な状況で始まったにもかかわらず中盤で失速。足の滑りが悪かった模様。シャツがパンツからはみ出しそうなくらい一生懸命雑巾がけしますが、小学生より明らかに腰が高く、なかなかスピードが出ないまま、小学生に追い抜かれてしまいます。
4走者め、小学生より遅れをとって相葉くんスタート。しかし相葉雅紀、伊達に手足が長くありません。足で蹴って手を伸ばした時に進める距離が明らかに小学生より長い。そして腰も(松本くんに比べれば)低かった。どんどん距離を詰めていきます。が、微妙に追いつかない。相葉くんが距離を詰めると小学生の女の子が必死に逃げるんです(とってもかわいい)。追いつきそうで追いつけない追いかけっこをずっと続け、本気で勝ちたい相葉雅紀は最後、賭けに出ます。ゴールの1m手前あたりで手足の長さをフルで活かした土下寝(99.9明石さんの土下座を参照)をします。小学生女の子の身長、手の長さより明らかに背が高く手が長い相葉くん。土下寝をしたら雑巾がゴールラインに届いてしまいました(笑)。
 
勝ちたかったジャニーズお兄さんチームとしては結果オーライですが、大人げないだろう、相葉雅紀。しかし、相葉くんが賭けに出たすぐ後に女の子が正攻法でゴールを切った(しかも、ギリギリゴールラインを越えた相葉くんと違い、女の子の雑巾の方がしっかりゴールラインを越えていた) ので助手くんたちが「判定しよう!」「スロー判定!」「リプレイリプレイ!」とビデオ判定を要請し、ゴールのところだけではなく、1走目から4走目までの映像が流れました。
4走目、ゴールラインがアップになり、相葉くんの方がほんの少し(本当に、コンマ2、3秒)早くゴールを切ったということでジャニーズのお兄さんチームの勝ちになりました。)
 
相葉:(女の子の名前)……。相葉くんのこと嫌いにならないでね……。良いお兄ちゃんだから……!
櫻井:ははっ。
相葉松潤、どうだった?
松本:(男の子の名前)くんはえーし……1日2本はキツイよ……。
相葉:勝ててよかった……。
(波っ子ランナーズの4人とお別れをし、センターステージに戻る先生と助手。波っ子ランナーズの子たちが退場した時点でステージの照明が落ち、リレー応援組だった先生と助手がステージ下にはけます。リレー参加組は先生ふたりが前、ゴールテープ係をした2人(重岡くん・中間くん) を含めた4人の助手が先生の後ろ、という隊形に自然となっていました。 途中でその隊形が崩れ、相葉先生が一番にステージに戻り、助手の子たちもステージへ戻っていき、ゆったりのんびり歩いてクールダウンしていた松本くんが一番最後にステージに戻り、下にはけていきました。)
(なお、退場の際にカメラに向かって手を振る波っ子ランナーズの4人が最高にかわいかったです。)
 
(波っ子ランナーズの4人が退場して、VTRが流れます。相葉くんが青山学院大学陸上競技部(長距離)にお邪魔をし、原監督直々に体幹を鍛えるコツを教えてもらいます。ちなみに体幹を鍛えるコツはお腹の内側を鍛えることだそう。ドローインという、腹横筋を鍛えるトレーニングをすることで体幹が鍛えられるそうです。)
 
(VTR終了後、原監督直伝の「走る前にこれをすれば足が速くなる!」というストレッチを重岡くん、中間くんが見本を見せて、会場にいる生徒全員でその場ですることになりました。)
(ストレッチは2種類あり、重岡くんと中間くんが片方ずつ担当して見本と声掛けをしていました。ストレッチを4万5000人全員で同時にするためにカウントをとるのですが、
「ワーン、ツー、ワン、ツー、さん、し」(だったかな?)と、始めるタイミングの分かりやすいカウントをとる中間くんに対し、「さあ、いきますよー。いーち、にー、……さああん、はい!」と、いつ始めるの?!と会場がざわつくカウントをとる重岡くん。生徒はもちろん、先生や助手たちも笑っていました。笑い声が生まれるものの、本人はいたって真面目な風だったので余計笑いを誘います。)
 
相葉体幹を鍛えると良いことがたくさんあります。姿勢が良くなる。腰痛が治る。ウエストが細くなる。O脚も直ります。
二宮:それはすごい。
相葉:こんなに良いことがあるんですよ、みんな鍛えたくなったでしょ?
 
*相葉先生、まとめに入ります。
相葉体幹が日本で注目されるようになったのは約10年前と最近ですが、実は日本人は昔から体幹を知っていたんです。それは丹田です。丹田がいわゆる体幹なんです。演劇や歌の世界でよく、「腹に力を入れろ!」と言いますが、それはつまり「丹田に力を入れる」ということだったんです。
空手や武術、日本人が行ってきたスポーツではどれでも丹田が関係してきます。テニスの錦織圭選手やスキージャンプ高梨沙羅選手も丹田を鍛え、体幹を鍛えています。丹田を意識することで体幹を鍛えることができるんです。
体幹は鍛えるのが難しそうというイメージがありますが、簡単に鍛えられる方法に「家のお手伝い」があります。雑巾がけでも、草むしりでも体幹を鍛えることが出来ます。「家の手伝いをして」と言われると面倒くさいなあとか嫌だなと思ってしまうかもしれませんが、良いことをして体幹を鍛えられるなら一石二鳥ですよね。
それでは、今日のまとめです。
 
体幹を鍛えると良いこといっぱい お手伝いからはじめよう   雅紀」
 
 
相葉:これで授業を終わりします。助手は重岡くんと中間くんでした。ありがとうございました。続いてはこの先生です。
 
 
 
 

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